住宅業界でのSNSマーケティングについて解説しています。よく使われるSNSや、SNSマーケティングのメリットなどをまとめました。
SNSを見たことで住宅を購入したことがある人の具体的な統計データは見つかりませんでした。ですが、情報収集や比較検討段階でSNSが活用されているデータがいくつかありました。
注文住宅体験談メディア「MINIQUE」を運用するゼロシードが、2020年2月以降に注文住宅を建てたユーザーを対象としたアンケートでは、住宅会社を選ぶ際、68%のユーザーがInstagramを参考にしたと答えています。その他にもPinterest・YouTube・Twitter(当時 現X)を使って情報収集したユーザーが5%ずつおり、合わせて80%以上のユーザーがいずれかのSNSで情報を集めていたようです。
また、不動産取引におけるDX化を推進している、いえらぶGROUPによる2023年のアンケートでは、「住まい探し」にSNSを使ったユーザーは全体の3割程度に留まりました。ですが、その90%以上が「SNSでの住まい探しが役立った」と回答しており、ユーザーにとってSNS上での住宅情報が有効な判断材料になることが分かります。
一方、不動産会社も成果を実感しており、同様に、いえらぶGROUPによる2023年のアンケートでは回答した不動産会社のうち76%が「SNS経由で反響を得た」と答えており、SNSによるマーケティングが有用であることを示しています。
参照元:PR TIMES『注文住宅購入検討者の「7割」がインスタを活用した情報収集を選択 ゼロシード株式会社』 (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000030074.html)
参照元:「住まい探しにおけるポータルサイト・SNSの利用状況に関する調査」(いえらぶ調べ) (https://ielove-cloud.jp/blog/entry-04707/)
住宅業界は内装や外観、施工事例など写真でユーザーの興味を引くことが大切。つまり、ビジュアルが重視されるSNSであるInstagramとの相性は良いと言えます。中古住宅のリノベーション事例やデザイナーズ賃貸物件を取り扱っている場合は、特に相性が良いと考えられます。
また、迅速な情報発信が求められる業界でもあるので、情報拡散力が高いXとの相性も良いでしょう。新着物件情報や各種キャンペーンなど、潜在・顕在ユーザー双方にアプローチできます。
情報の信頼性を担保したい場合は、実名登録が基本のFacebookがおすすめ。文字数の制限が無いので、詳細な物件情報を掲載でき、幅広い年齢層への情報提供が可能です。
施工事例や住まいに関するノウハウを紹介する場合は、YouTubeへの投稿が有効。物件紹介はもちろん、暮らしに役立つライフハックを動画で紹介することで、ユーザーからの関心を引き付けられます。
住宅選び・住宅会社選びで重視される点の一つに、「どのような家に住めるか」が分かることが挙げられます。つまり、ビジュアルでの訴求が重視されるのです。InstagramやFacebookへの投稿を通じて、自社が扱っている物件の魅力を写真や動画伝えることで、ユーザーの関心を引けるのです。
また、SNSの活用によって、自社のブランドイメージや認知度の向上が図れます。併せて、幅広い年齢層・ユーザー層にアプローチできるので、「住宅を探していたわけじゃないけど、投稿が気になって」というような潜在的なユーザーの獲得に役立ちます。
さらに、SNSの利用そのものにかかるコストが少なく、情報の発信・受け取りだけなら無料でできる点も大きなメリット。自社内である程度運用ができるのであれば、従来の広告媒体よりもコストパフォーマンスに優れた広告戦略が取れる可能性もあります。
一口に「次に住む家を探している」と言っても、購入・賃貸・新築・中古・戸建・マンションと選択肢が豊富に浮かび上がるのが住宅業界。自社が取りたいターゲットを明確に設定することが、SNS運用を成功させる近道です。
ユーザーごとに特色があるように、SNSプラットフォームもそれぞれに特色を持っています。事例写真を見たいのか、新着情報を知りたいのか、はたまた対応してくれるスタッフの人となりを知りたいのかなど、ユーザーが求める情報は様々。自社が取りたいユーザーを多く抱えるプラットフォームを選び、そのSNSにマッチした情報提供を心掛けましょう。
ユーザーが求めている情報を的確に把握し、そのニーズに沿った投稿が必要です。例えば視覚的に魅力の多い物件の写真や動画、施工事例を投稿することで、ユーザーの「こんな家に住みたい」という気持ちを膨らませれば、来店や資料請求に一歩近づけられます。
SNS上でキャンペーン情報やイベントに関する発信を行ない、ユーザーの興味を引くことで、集客効果の向上を見込めます。
キャンペーンやイベント参加の条件をSNSアカウントのフォローや拡散とすることで、参加者数の把握や追客が容易になるので、事業者側にもメリットがあるでしょう。
引用元:株式会社トライバルメディアハウス公式HP https://www.tribalmedia.co.jp/
トライバルメディアハウスは消費者の購買要因が多様化する現在において、企業のマーケティング戦略の抜本的な見直しを提言している、ソーシャルメディアマーケティングの支援企業。売上の仕組みを徹底的に分析し、抽出された課題を中長期的な視点で分解することで、優先して取り組むべきポイントを提示します。
各社の戦略立案からPR方法、オウンドメディア運営、広告まで、やるべき施策とそうでない施策を明確にし、課題解決をサポートしています。
注文住宅ブランドである「桧家住宅」や「レスコハウス」を展開しているヒノキヤグループ。自社の認知拡大を狙ってInstagramのアカウント開設から運用・効果測定までのフルサポートをトライバルメディアハウスに依頼しました。
施工事例や自社ブランド住宅の魅力が分かりやすく伝わる独自コンテンツを投稿。オリジナルハッシュタグをつけた投稿を通じてUGCの創出を促し、狙い通りに認知拡大・ブランド理解の向上を実現しました。
引用元:株式会社コムニコ公式HP https://www.comnico.jp/
業界の中では老舗であり、「SNSマーケティングのプロフェッショナル」という誇りを持って、SNS運用支援を中心にサービスを提供しているコムニコ。SNSの運用管理ツールの提供や無料で開催しているセミナーなどで、各企業のSNS運用を盛り立てています。
また、自社が中心となって(一社)SNSエキスパート協会を立ち上げており、SNSに関する基礎知識やノウハウの講座開発なども行なっています。
トイレや浴室、キッチンなどの水廻りを中心に住宅設備を製造・販売しているTOTO。コムニコへの相談前から自社で認知向上を目的としたFacebookアカウントを運用していました。
コムニコへ相談したきっかけは、壁掛けトイレという新商品のプロモーション施策について。自社調査の結果、新商品と親和性が高いのはSNSを活用しているターゲット層であると考え、それまでとは異なるPRが必要となり、コムニコへの相談につながりました。
相談した結果、製品の認知向上に加え、製品を指定して買う層の獲得を目指したプロモーションを2段階で展開。第1弾キャンペーンでは開始から3週間で600件を超えるコメントを獲得。第2弾でも最終的に250万回以上、ユーザー画面に表示されたことで、認知拡大が叶いました。
住宅そのものはもちろん、住宅設備は高額商品であるため、慎重に情報を収集し、比較検討の期間も長くとります。その際、ユーザーの目に触れる機会が多ければ多いほど、選ばれる可能性が高まります。情報収集の手段としてSNSを活用しているユーザーが増えている昨今、住宅業界も積極的にSNSを運用し、自社が選ばれやすくなる施策が必要でしょう。
より効果的な運用をするためには、蓄積されたノウハウを持つSNSコンサル会社への依頼をおすすめします。
企業ご担当者向けに運用サポートの実績豊富な“SNS運用代行会社”を細かく調査し、企業のよくある悩み、SNS運用の目的に合わせておすすめの会社をピックアップ!



※1参照元:studio15株式会社 公式HP:https://studio15.co.jp/service/account(2025年3月公式HP確認時点)
※2参照元:studio15株式会社 公式HP:https://studio15.co.jp/service/creatormanegment(2025年3月公式HP確認時点)